ニュージーランド 激安 バターが$7.39

ニュージーランド 食べ物
普段の買い物は、我が家では基本的に妻の担当です。でも先日、私が休みだったので、久しぶりに自分でスーパーに行ってきました。この町にあるスーパーは、パックンセーブとカウントダウン。値段的にパックンセーブの方が安いことが多いので、我が家はもっぱらこちらがメインです。

欲しいものをいくつかトロリーに入れていく中で、目に留まったのがバターでした。最近、本当に高いんです。

.69から、まさかの値引き

ところが、その日パックンセーブに並んでいたバターは、驚くほど安かったんです。

値札を見ると、$5.69の下に「-$0.9」の表示。計算すると$4.79。バターがこの価格というのは、正直かなり久しぶりに見た気がします。ちなみに、一人一つまでという購入制限付きでした。

なぜここまでバターが高くなったのか

実は、ニュージーランドのバター価格は、ここ最近ずっと話題になっています。

ニュージーランド最大の酪農企業フォンテラは、生産する乳製品の約95%を海外に輸出しています。つまり、国内向けの価格も、世界の乳製品市場の価格に連動して決まる仕組みです。ここ1年ほどで国際的な乳製品価格が高騰したことで、国内のバター価格も大きく値上がりしました。

あまりの値上がりに、財務大臣がフォンテラのトップと直接会談する事態にまで発展しました。会談では、なぜニュージーランド国内の方が海外より高いのか、スーパー側の利益率も含めて説明を求めたようです。ただ、フォンテラ側の回答は「価格は世界市場が決めるもので、国内だけ安く売るのは持続可能なビジネスモデルではない」というもの。結局、価格が下がるような大きな変化には至らなかった、というのが実際のところのようです。

ちなみに、今日あらためてスーパーでバターの値段を確認してみたところ、$7.39になっていました。この記事で紹介した$4.79は、あくまでその日限りの特売価格だったようです。バターの値段は日によって、そして時期によってかなり変動するので、安いタイミングを見つけたらまとめ買いしておくのも一つの手かもしれません。

「お一人様一つ」の制限、コロナを思い出す

今回のバターのように、一人一つまでという購入制限、実はコロナ禍でも似たようなことがありました。当時は小麦粉や砂糖なども、一人当たりの購入数に制限がかかっていた記憶があります。

バターはニュージーランドの生活必需品です。ないと困るという人がほとんどなので、こういう格安のタイミングだと、みんなが一気に買い占めてしまう。それを防ぐための制限なんだと思います。

私は買い物禁止令が出ている

バターの値段を妻に伝えたら、開口一番「なんでもう一回出て、もう一回買ってこなかったの?」と言われました。バーゲン好きな妻らしい返しです。

実を言うと、我が家には暗黙の「買い物禁止令」のようなものが敷かれています。妻には1週間の買い物予算がしっかりあるらしいのですが、私はそんなことを一切考えず、「これ美味しそう」「これも」「あれも」と、見たものを次々カゴに入れてしまうタイプです。だから、よほどのことがない限り、私は買い物に連れて行ってもらえません。

たまに一緒に行っても、置いてきぼりです。妻はレジ前でどんどん商品をベルトに乗せていくんですが、気づくと、私が確かにカゴに入れたはずのお菓子が、いつの間にか消えている。どうやっているのか分かりませんが、うまい具合に元の棚に戻されているんです。

家に帰ってから、「あれ、アイスクリーム買ったよね?」「ガムも買ったと思うんだけど」「スニッカーズもカゴに入れたはずなのに、どこ行っちゃったんだろうね」と、妻に聞こえるように独り言を言ってみるんですが、彼女はそっぽを向いたまま、聞こえていないふりです。

私の扱い方をよく分かっている妻と結婚できて、ある意味幸せなのかもしれません。

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