オークランド日帰り旅で見つけた、ニュージーランドらしい豊かさ。ニューマーケットで次女と楽しむ甘い寄り道

ニュージーランド 観光

オークランド日帰り旅で見つけた、ニュージーランドらしい豊かさ。ニューマーケットで次女と楽しむ甘い寄り道

ニュージーランドに暮らしていると、何気ない1日がふと特別に感じる瞬間があります。
この前、次女と2人でオークランドへ日帰り旅行に行ってきました。

スペイン発の食材ブランド「SOSA」のデモで、学びと食が交わる時間

今回の目的は、スペインの食材ブランド「SOSA」のデモンストレーションに参加すること。
業者さんからお誘いをいただき、せっかくならと次女も一緒に連れて行くことにしました。

娘は私が働いているレストランで一緒に働いているので、いわば同業者。
食材のことや食文化のことを知っておくのは、仕事のためだけではなく、お客様との会話を広げる大切な学びにもなります。
こうして親子で"遊び"のように見える時間の中に、自然と"教育"が入ってくるのも、ニュージーランド生活の好きなところです。

まず向かったのは、ニューマーケットのモールにあるお気に入りのフードコート

オークランドに行くと、つい立ち寄りたくなる場所があります。
それがニューマーケットのモール

洗練された雰囲気の中に、世界の食文化がぎゅっと詰まっていて、歩いているだけでも楽しいエリアです。
ニュージーランド最大都市のオークランドは、こうした多文化が自然に溶け合う空気感が本当に魅力的。
「住む場所」としても、「子どもが広い価値観の中で育つ場所」としても、こういう日常に触れるたびにその良さを実感します。

この日、デモの前に向かったのは、フードコートにあるお気に入りのお店、Cocomo(ココモ)
ココナッツ系のドリンクやアジアンスイーツが楽しめるお店で、乳製品を控えている人にもやさしいメニューがあるのがうれしいところです。

前回は、ブリュレとココナッツの組み合わせをいただいて、そのおいしさに感動。
でも新しいもの好きな私たち親子は、もちろん今回も別メニューに挑戦です。

お餅×ココナッツ×タピオカ。おいしくないわけがない…と思ったら

今回は、お餅とココナッツ、そしてタピオカの組み合わせを注文しました。
最近人気の"もちもち食感"に、ココナッツのやさしい甘さ、さらにタピオカまで入るなんて、これはもう間違いないはず。

…と思っていたのですが、運ばれてきたものを見てちょっとびっくり。

透明のガラス風カップに入ったドリンクの横に、なにやらぐちゃっとしたお餅らしきものが添えられていて、しかも最初はそのお餅が入っていなかったんです。
「すみません、頼んでいたお餅がないみたいなんですけど…」と声をかけたら、どうやらスタッフさんが忘れていた様子。

こういうちょっとした抜け感、
「ああ、これもニュージーランドっぽいなあ」と思って、思わず苦笑いしてしまいました。

日本の完璧なサービスに慣れていると驚くこともありますが、ニュージーランドではこういう場面もどこかおおらか。
もちろん困ることもあるけれど、完璧じゃないからこそ人間味があって、会話が生まれて、なんだか憎めない。
そんなところも、この国の魅力なのかもしれません。

そして肝心のお味はというと——
やっぱりおいしい。

ココナッツのまろやかさと、もちっとした食感、タピオカの楽しさ。
食の好みって本当に人それぞれだけれど、やっぱり私はアジア系のスイーツが好きだなあと改めて感じました。

デザートのはしごも、オークランドなら大正解

まだ少し時間があったので、その後はデザートのはしごへ。
こういう気軽な楽しみができるのも、日帰りオークランド旅のいいところです。

次に向かったのは、Cocomoのすぐ近くにある辻利(つじり)
抹茶を中心にしたスイーツが楽しめるお店で、前回オークランドに来たときも同じ流れで立ち寄った、私たち親子の"鉄板コース"です。

前回は抹茶アイスクリームを頼んだので、今回はちょっと違うものを。
選んだのは、黒ごまアイスクリームのパフェ

これがまた、とてもおいしかったんです。
黒ごまの香ばしさとやさしい甘さが絶妙で、どこかほっとする味。
甘すぎず、でもしっかり満たされる感じがたまりませんでした。

親子で過ごすこんな時間が、ニュージーランド暮らしの宝物になる

今回のオークランド日帰り旅は、SOSA食材デモに参加するという目的がありながら、結果的には親子で学び、食べて、笑って、また少し世界が広がる1日になりました。

ニュージーランドで子育てをしていると、こういう何気ない外出の中にもたくさんの学びがあります。
多国籍な食文化に触れること。
仕事につながる会話をすること。
大人と同じ空間で経験を重ねること。
そして、自分の"好き"を見つけていくこと。

こういう積み重ねは、教科書の中だけでは得られないものだと思うのです。

だから私は、ニュージーランドでの暮らしを通していつも感じます。
この国は、子どもがのびのびと視野を広げながら育っていける場所だなと。

オークランドのような都市には刺激があり、地方には自然の豊かさがある。
そのどちらも身近に感じられるニュージーランドは、旅行先としても魅力的ですし、長く住む場所としても本当に奥深い国です。

もしこの記事を読んで、
「ニュージーランドに行ってみたいな」
「こんな環境で暮らしてみたいな」
「子どもをこんな多文化の中で成長させてみたいな」
そんなふうに少しでも感じてもらえたなら、とてもうれしいです。

オークランドの何気ない日帰り旅には、ガイドブックには載りきらないニュージーランドの日常の魅力が詰まっています。
そしてその日常こそが、旅人の心をつかみ、暮らしてみたいと思わせる理由なのかもしれません。


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