ニュージーランド タバコ規制
2021年12月、ニュージーランド政府が打ち出したたばこ規制は、世界的にも大きな注目を集めました。
将来の世代は実質的にたばこを買えなくなるとも言われ、その思い切った方針に驚いた方も多かったと思います。
では、その後ニュージーランドのたばこ規制はどうなったのでしょうか。
そして、2025年までに国内の喫煙率を5%未満に抑えることを目指したSmokefree 2025は、実際に達成できたのでしょうか。
今回は、ニュージーランドの禁煙政策のその後と、最新データから見えるSmokefree 2025の現在地について、わかりやすくまとめてみたいと思います。
2021年に注目されたニュージーランドのたばこ規制
2021年12月9日、ニュージーランド政府は、若い世代の喫煙をさらに減らすための新たな規制方針を発表しました。
この動きは、2025年までに国内の毎日喫煙率を5%未満に抑えることを目指す「Smokefree 2025」の一環として位置づけられていました。
当時は、一定の世代について将来的にたばこを購入しにくくする仕組みが注目され、次世代のたばこ購入を事実上なくす政策として世界中で報じられました。
わたしが思い出した昔のこと
このニュースを見たとき、私は子どものころのことを思い出しました。
小さいころ、兄に頼まれてたばこを買いに行かされたことがあるんです。
たばこ屋さんのおばさんに
「あんた、たばこ買うにはまだ早いんちゃう?」
と言われたのですが、兄からは
「お父さんに頼まれたって言ってこい」
と入れ知恵されていて、その通りに答えた記憶があります。
今思えば、本当に大らかな時代の話ですよね。
でも、ニュージーランドのように規制が厳しくなれば、そういう昔ならではのやり取りも、これからはますます通用しなくなっていくのだろうなと思います。
Smokefree 2025は達成できたのか
いちばん気になるのは、やはりここです。
結論から言うと、Smokefree 2025は大きく前進したものの、最新の公表データを見る限り、目標を完全に達成したとは言いにくい状況です。
2024/25年の健康調査では、成人の毎日喫煙率は6.8%でした。
前年度の6.9%とほぼ同じ水準で、長期的にはかなり下がってきているものの、目標としていた5%未満には届いていません。
つまり、ニュージーランドの禁煙政策は確実に成果を上げている一方で、Smokefree 2025の厳密な意味での達成は難しかったと見るのが自然です。
それでもニュージーランドの取り組みはすごい
ただ、目標に届かなかったからといって、この取り組みに意味がなかったとは思いません。
喫煙率がここまで下がってきたこと自体、長年の政策の積み重ねがあってこそです。
社会全体として、喫煙を当たり前にしない方向へ進んでいるのは間違いありません。
たばこを吸わない私にとっては、こうした規制強化は基本的に歓迎です。
受動喫煙のリスクが減ることや、若い世代が喫煙を始めるきっかけを減らせることを考えると、社会全体にとってもプラスの流れだと感じます。
まとめ
2021年に大きな話題となったニュージーランド タバコ規制。
その後を見てみると、Smokefree 2025は大きく前進したものの、最新データでは喫煙率5%未満という目標には届いていません。
それでも、喫煙率が長期的に大きく下がってきたこと、そして喫煙を当たり前にしない社会に向かって着実に変化していることは、とても大きな意味があると思います。
ニュージーランドの挑戦は、たとえ目標を完全達成できなかったとしても、十分に価値のある一歩だったのではないでしょうか。

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