イースターホリデー

ニュージーランド 生活
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、イースターは海外では大きな行事です。イースターと言えばチョコレート、というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。でも、なぜイースターにチョコレートを食べるようになったのか、ご存知ですか?

イースターとは

実はキリスト教に由来する行事です。キリストが処刑後に復活したことをお祝いするのが、イースターという慣習です。

クリスマスやハロウィンのように日にちが決まったイベントではなく、キリストが復活したのが日曜日だったことから、「春分の日以降、最初の満月から数えて最初の日曜日」がイースターと定められています。

海外では「春のお祭り」として盛大にお祝いされます。イースターの日は、クリスマスと同じように、家族みんなで食事をしたり、一緒に過ごしたりする日です。

なぜチョコレートを食べるのか

もともとイースターには、生命の誕生を意味する卵を食べたり、飾ったりする習慣がありました。この「イースターエッグ」は、卵の殻にペイントをしたもので、家や庭に飾られたり、子供たちの遊びに使われたりします。最近では、本物の卵の殻ではなく、プラスチック製のものが使われることも多いようです。

チョコレートを食べる理由は、このイースターエッグにチョコレートを詰めるというアイデアと、1830年代に登場した金型、そしてカカオペーストの加工技術の発達が重なって広まったと言われています。日本のバレンタインデーに近い成り立ちかもしれません。

ボスからもらったチョコレート

こちらでは、クリスマスに親しい友人や同僚、上司から部下へプレゼントを贈る風習があります。それと同じ感覚で、イースターにも職場でちょっとしたものを配る文化があるようです。

私が以前カフェで働いていたとき、ボスが従業員みんなにイースターのチョコレートを配ってくれたことがありました。特別頑張ったからというわけではなく、こちらの国の当たり前の風習として。それでも、何かもらえるとやっぱり嬉しいものです。自分がボスになったときには、そんなふうに従業員を大切にできる人でありたいなと思います。

家の庭で卵探し

子供たちが小さかった頃、我が家でもイースターの思い出がいくつかあります。

イースターが始まる少し前に、家族でゆで卵にそれぞれ好きな色を塗って、思い思いの卵を作ったこと。そして、庭にちいちゃいイースターエッグをたくさん隠して、子供たちに探させたこと。

こちらでは「イースターエッグハント」と呼ばれていて、イースターサンデーやイースターマンデーに、子供たちが隠された卵を探す風習があります。見つけた卵は自分で食べていいので、子供にとってはたまらなく楽しいイベントのようです。

うちには娘が3人いるのですが、「誰が一番たくさん取れたか」で盛り上がって、「私なんか全然取れなかったわ」と拗ねる子もいました。それはそれで、見ていて微笑ましいものでした。探し終わったあとは、みんなで3時のお茶を囲んで、わいわいがやがやと過ごしたのを覚えています。

ニュージーランドのイースター風景

ニュージーランドでは、イースターが近づくと、スーパーやレストランがイースター仕様に飾り付けられます。ホテルでは、イースター限定のメニューが出ることも。私自身、料理人として、この時期には何かスペシャルなデザートを出したいなと考えることがよくあります。

自宅でイースター気分を味わうなら

もし今年、ご自宅でちょっとしたイースター気分を味わいたいなら、チョコレートを用意してみるのもおすすめです。イースターらしい小さなミニチョコレートなら、そのまま飾ってもかわいいですし、子供たちとのイースターエッグハントのご褒美にもぴったりです。

 

 

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