みなさん明けましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします!
さて、ちょっと調べてみたところ、
「新年明けましておめでとうございます」というのは、ちょっとおかしいとのことなんです。
私が今回年賀状に書いた「新年あけましておめでとうございます」は、「新年」と「あけまして」との意味が重複しているため間違い! 正しくは「新年おめでとうございます」となります。
賀詞は重複させないことが年賀状マナーです。
原則として「謹賀新年」や「賀正」と既に書いてあるれば、「あけましておめでとうございます」など新年の祝いを述べる文章は書きません。なぜなら、意味が重複してしまうからです。
同じように二重表現も誤りとされます。
一般的にも「頭痛が痛い」や「馬から落馬する」などの表現は好ましくない語法ですよね。
「あけましておめでとう」はその言葉だけで新年を祝う言葉です。
わざわざ「新年」と付けなくても意味は通じます。
よって「新年明けましておめでとうございます」という表現は避けるべきだとする向きもあります。
年賀状には句読点は打ちません。
つまり、「新年」と「明けまして」の間に省略されているものは読点(、)なのか助詞なのか単語なのか、はたまた文章なのか分からないのです。
しかしながら「新年あけましておめでとうございます」はこう言い換えられるのではないでしょうか。
「新年になりましたね。旧年明けましておめでとうございます。」
これなら、文法もばっちりです。
しかし、「新年あけましておめでとうございます」は最近広く一般に使われるようになったので、完全に誤りとは言えないようです。
それでも、怪しい場合は後で恥ずかしい思いをするかもしれないので、現時点では「新年あけましておめでとうございます」は使わない方が無難かも?
しかしながら、以前は誤用とされていた丁寧の表現「美しいです(正:美しゅうございます)」などが一般化したように言葉は変化するものです。
「新年あけましておめでとうございます」が万人に受け入れられる日も来るかもしれません。
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正しい新年の挨拶で気持ちの良い一年のスタート切りましょう!
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