職場で働いてくれている、キッチンハンドの女性からこんなことを聞かれました。
お母さんが近々、彼女の友人を集めてアフターヌーンティーを開催するんですけど、
5人分のアフターヌーンティー20個作れる?
作れないことはないんですけど、最近始めた仕事が忙しくてあんまり自分のビジネスの方には力を入れられない状態なんです。
ってか、新しい仕事が思ったよりも大変で、普通に時間がないんですよ。
お母さんが、今度の土曜日って言ってるけど
大丈夫だよね。
内容によるけど、どんなのがいいのかなぁ?
なんでもいいけど、チョコレート系が一種類あったら嬉しいと思う。
と、言うことで、作らせてもらいました。
作ったのは、オペラケーキ、特製シュークリームこの動画には乗せませんでしたが、得意のマカロンが2種類。
次の日に彼女に会ったら、こう言われました。
お母さん達大喜びで、泣き出しちゃったわよ。
その一言で、一生懸命作った甲斐がありました。
若い頃に当時の師匠のようなひとにいわれました。
「俺たちの仕事はすっごい大変な仕事だ、でも、俺たちが作った料理で誰かが幸せになるなんてとても素晴らしいことじゃないか?誰かが喜んで褒めてもらえることが俺たちの一番の喜びなんじゃないかと思う」
今でも、この言葉を心に留めています。
若いシェフ達にもその心を伝えていきたいといつも思っています。
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