思いがけない贈り物との出会い
職場で一緒に働いていたニュージーランド人の友人が、オーストラリアへの引っ越しを機に、愛用していたロードバイクを譲ってくれることになりました。今回は、その経緯と、ニュージーランド人サイクリストとの友情について綴りたいと思います。
仲間との出会いとサイクリングへの情熱
彼との出会いは職場でした。仕事を通じて知り合い、すぐに意気投合した私たち。仕事以外でも一緒に飲みに行ったり、休日の過ごし方について語り合ったりする仲になりました。
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共通の話題はやはり「体を動かすこと」。彼も私も運動が大好きで、特にサイクリングへの情熱は共通していました。「いつか一緒にロードバイクで走ろう」と何度も約束を交わしましたが、お互いのスケジュールが合わず、残念ながら実現することはできませんでした。
新しい門出とお別れ
そんなある日、彼から嬉しいニュースと寂しい知らせが同時に届きました。客船のシェフとして働く機会を得て、オーストラリアへ移住することになったのです。
ニュージーランドからの移住となると、荷物の整理は大変です。彼は持ち物の大処分を始めており、その中にはロードバイクも含まれていました。
ジャイアントのロードバイクとの出会い
私が現在乗っているロードバイクは比較的新しいものの、かなり重量があります。トレーニングには適していますが、レース用としては正直なところ物足りなさを感じていました。
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そんな私の状況を知っていた彼が、「これ、使ってくれないか?」と声をかけてくれたのです。彼が愛用していたのは、ジャイアント製のロードバイク。軽量で走行性能に優れたモデルで、ニュージーランドのサイクリングロードを数え切れないほど走ってきた相棒だったそうです。

ニュージーランドのサイクリング文化
ニュージーランドは世界的にも有名なサイクリング天国。美しい自然の中を走る絶景ルートが数多く存在します。彼のバイクも、そんなニュージーランドの風景を何度も駆け抜けてきたのでしょう。
そのバイクが今、私の手元にあります。彼の思い出と共に、ニュージーランドの道を走ることになるのです。
友情の証としてのロードバイク
中古のロードバイクといっても、彼がしっかりメンテナンスをしていたため状態は良好。フレームには使用感がありますが、それもまた味わいとして楽しめます。
何より、このバイクには彼との友情の記憶が詰まっています。一緒に走ることは叶いませんでしたが、彼のバイクと共に走ることで、心はいつも繋がっているように感じられます。
これからの目標
このジャイアントのロードバイクで、まずは地元のサイクリングコースを制覇したいと思っています。軽量なバイクで走る喜びを、改めて実感できそうです。
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そして、彼を訪れて、彼とルートを辿ってみたい。そんな夢も膨らんでいます。ニュージーランドのサイクリング文化を肌で感じ、彼が見ていた景色を自分の目で確かめる日が来ることを楽しみにしています。
まとめ
友人から譲り受けたロードバイクは、単なる中古自転車ではありません。それは友情の証であり、ニュージーランドと日本を繋ぐ架け橋でもあります。
オーストラリアで新しい人生をスタートさせた彼の幸せを願いながら、このバイクと共に、新しいサイクリングライフを楽しんでいきたいと思います。
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