はじめに:日本とは全く違うトレーニング環境
前回の記事では、なぜニュージーランドに移住し、アイアンマンに挑戦しているのかをお話ししました。
今回は、実際に私がどのような環境でトレーニングをしているのか、ニュージーランドならではのトレーニング環境について詳しくご紹介します。
結論から言うと、ニュージーランドはアイアンマントレーニングに最高の環境です。
日本でのトレーニングとの決定的な違い
正直に言うと、私は日本でアイアンマントレーニングをした経験はほとんどありません。一時帰国中に実家近くの川沿いを走ったことがある程度です。
しかし、その時に強く感じたのが信号の多さでした。
日本でのトレーニングの課題(推測)
一時帰国中の経験から感じたこと:
- 信号が多すぎる:数分おきに赤信号で立ち止まる
- 車や歩行者が多い:周囲に気を配りながら走る必要がある
- 連続したトレーニングが難しい:ペースを維持するのが困難
- トレーニング時間のロス:2時間走るつもりが、実質1時間半しか走れていない
もちろん、日本には日本の良さがあります。しかし、信号待ちでトレーニングが中断されるというのは、アスリートにとって大きなストレスです。
ニュージーランドのトレーニング環境:3つの魅力
私が住んでいるのはオークランドのような大都市ではありません。地方都市なのですが、これがアイアンマントレーニングには最高なんです😊
【魅力1】信号がほとんどない!
車で30分も走れば、牧場や森林が広がるエリアに到着します。
そこは信号を見つけるのが大変なくらい、のどかな環境です。
実際のバイクトレーニング事例
つい先日、2時間のゾーン2トレーニングを行いました:
ニュージランドアンアンマン初心者がしているバイクトレーニング
- 走行距離:40km
- 信号で止まった回数:2〜3回程度(記憶が曖昧なほど少ない!)
- トレーニング効率:ほぼ100%
日本だったら、40km走る間に何回信号で止まるでしょうか?おそらく数十回は止まるのではないでしょうか🤔
**ニュージーランドでは、計画したトレーニングをそのまま実行できる。**これが最大の魅力です。
【魅力2】プールが貸し切り状態!(時間帯による)
スイムトレーニングも、ニュージーランドでは非常に快適です。
早朝トレーニングの場合
朝早い時間帯にプールに行くと:
- 8レーン全てが空いていることも珍しくない
- 1時間のトレーニング中、ずっと貸し切り状態
- レーンシェア不要で、自分のペースで泳げる
- ターンの練習も気兼ねなくできる
これ、日本では考えられないですよね?😲
混雑する時間帯
もちろん、全ての時間帯が空いているわけではありません:
混雑する時間帯:
- 週末の午前中
- 平日の午後3時以降(学校が終わる時間)
- 夕方のピークタイム
この時間帯はレーンシェアが必要になることもあります。しかし、それでも日本の混雑したプールに比べれば、かなり快適です。
スイムトレーニングのコツ
早朝トレーニングを狙えば、ほぼ貸し切り状態でトレーニングできます。
私は朝6時〜7時の時間帯を狙ってプールに行くようにしています。この時間なら、ストレスフリーでトレーニングできますよ💪
【魅力3】ランニングも中断なし!
ランニングも、信号の少なさが大きなメリットになります。
計画通りのトレーニングが可能
例えば「今日は2時間走るぞ!」と決めた場合:
- 2時間バッチリ走り込める
- 信号待ちでペースが乱れない
- 自分のペースを維持できる
- 予定通りのトレーニング強度を保てる
日本だったら、2時間のうち30分くらいは信号待ちで足踏みしている人も多いのではないでしょうか?🤔(あくまで推測ですが)
実際のランニングコース
私がよく走るコースは:
- 片道10kmのロードを往復
- 信号はほぼゼロ
- 車通りも少ない
- 景色が美しい(牧場や森林を眺めながら)
こんな環境で走れるなんて、本当に恵まれていると感じます🏃♂️✨
ニュージーランドならではのトレーニング環境
1. 自然豊かなロケーション
車で30分圏内に、驚くほど多様な環境があります:
- 牧場エリア:平坦なロードでバイクやランニング
- 森林エリア:トレイルランニング
- 海岸エリア:オープンウォータースイムの練習
- 丘陵地帯:ヒルクライムトレーニング
これだけバラエティに富んだ環境が、狭い範囲に凝縮されているんです。
2. 交通量の少なさ
オークランドのような大都市を離れれば:
- 車の通行量が極めて少ない
- 路肩が広くて安全にバイク走行できる
- ドライバーもサイクリストに優しい
- クラクションを鳴らされることはまずない
日本の都市部での練習とは、ストレスレベルが全く違います。
3. 天候の安定性
ニュージーランドは「一日に四季がある」と言われるほど天候が変わりやすいですが:
- 年間を通してトレーニング可能
- 極端に暑い日や寒い日は少ない
- 雨でも走りやすい気温
ただし、風が強い日は多いので、それはそれでトレーニングになります💨
トレーニング環境を最大限活用するコツ
バイクトレーニング
時間帯の選び方:
- 早朝または午前中:交通量が少ない
- 週末:ロングライドに最適
- 平日夕方:避けた方が無難(帰宅ラッシュ)
おすすめルート:
- 郊外の牧場エリア
- 海沿いのロード
- 丘陵地帯(インターバルトレーニング用)
スイムトレーニング
時間帯の選び方:
- 早朝(6時〜7時):ベスト!ほぼ貸し切り
- 平日午前中(9時〜11時):比較的空いている
- 週末午前・平日夕方:混雑するので避ける
設備の活用:
- プールカレンダーをチェック
- レーンスイムの時間を把握
- 早朝パスを購入(お得な場合が多い)
ランニング
コース選び:
- 信号のない郊外ルート
- トレイル(脚への負担軽減)
- 海沿いの遊歩道(景色が最高!)
安全対策:
- 反射ベストの着用(早朝・夕方)
- 携帯電話の携帯
- 水分補給ポイントの確認
日本とニュージーランド:トレーニング環境比較表
| 項目 | ニュージーランド | 日本(推測) |
|---|---|---|
| 信号の数 | 非常に少ない | 非常に多い |
| 交通量 | 少ない | 多い |
| プールの混雑 | 時間帯により空いている | 常に混雑 |
| 自然環境へのアクセス | 30分で到着 | 都市部からは遠い |
| トレーニング効率 | 100%に近い | 60-70%程度? |
| ストレスレベル | 低い | 高い |
※日本のデータは私の限られた経験からの推測です🙏
こんな人にニュージーランドでのトレーニングはおすすめ
1. 信号待ちのストレスから解放されたい人
日本での信号待ちに疲れているなら、ニュージーランドは天国です。
2. 長時間の連続トレーニングをしたい人
2時間、3時間のロングライドやロングランを、中断なく行えます。
3. 自然の中でトレーニングしたい人
美しい景色を眺めながらのトレーニングは、モチベーション維持にも最高です。
4. 混雑したプールが苦手な人
早朝なら、ほぼ貸し切り状態でスイムトレーニングができます。
デメリットも正直に
もちろん、全てが完璧というわけではありません。
ニュージーランドのトレーニング環境のデメリット
- 風が強い日が多い:特にバイクは大変
- 天候が変わりやすい:ウェアの調整が必要
- トレーニング仲間が少ない:地方都市の場合
- 専門店が少ない:機材調達は計画的に
しかし、これらのデメリットを考慮しても、ニュージーランドはアイアンマントレーニングに最適な環境だと断言できます!
まとめ:ニュージーランドはアスリートの楽園
正直に言いますが、こちらでのトレーニング環境しか知らないので、日本との比較は完全ではありません😅
しかし、一時帰国中に感じた「信号の多さ」「人の多さ」との違いは歴然でした。
ニュージーランドでのトレーニングの最大の魅力
計画したトレーニングを、計画通りに実行できる。
これに尽きます。
- バイクで40km走って、信号待ちは2〜3回だけ
- 早朝プールなら、8レーン貸し切り状態
- ランニングは2時間走ると決めたら、2時間バッチリ走れる
このストレスフリーな環境が、私のアイアンマントレーニングを支えています💪✨
もしあなたが本気でアイアンマンやトライアスロンに取り組みたいなら、ニュージーランドでのトレーニングを強くおすすめします!
次回予告
次回は「週間トレーニングスケジュール大公開!仕事と両立するアイアンマントレーニングの実際」をお届けします。
- 平日と週末のトレーニング配分
- 仕事との両立方法
- 実際のトレーニングメニュー
- 疲労管理のコツ
フルタイムで働きながら、どうやってアイアンマントレーニングを続けているのか?リアルなスケジュールを公開します。
お楽しみに!🏊♂️🚴♂️🏃♂️
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