はじめに:窮屈な日本を離れて見つけた新しい生き方
「このままでいいのだろうか?」
日本での生活は決して悪くなかった。しかし、どこか息苦しさを感じていました。満員電車、長時間労働、周りの目を気にする毎日。結婚を機に、私たち夫婦は大きな決断をしました。
新婚旅行とワーキングホリデーを兼ねて、ニュージーランドへ。
あれから月日が流れ、今もこの美しい国で生活を続けています。そして最近、新たな挑戦としてアイアンマンに取り組み始めました。
この記事では、なぜ私がニュージーランドを選んだのか、そして中年になった今もなお新しいことに挑戦し続ける理由についてお話しします。
ニュージーランドを選んだ3つの理由
1. 新婚旅行とワーキングホリデーを一度に実現
結婚したばかりの私たちにとって、新婚旅行は特別なものにしたいと考えていました。しかし、ただの観光旅行では物足りない。そこで思いついたのがワーキングホリデーとの組み合わせでした。
ニュージーランドは:
- 英語圏で生活しやすい
 - 自然が豊かで美しい
 - ワークライフバランスを重視する文化
 - 日本人でも比較的受け入れられやすい環境
 
これらの条件が、私たちの希望と完璧にマッチしていました。
2. 日本での窮屈な生活からの解放
日本での生活は、正直なところ窮屈でした。
- 周囲の目を常に気にする文化
 - 長時間労働が当たり前の職場環境
 - 個人の選択よりも集団の調和が優先される価値観
 - 画一的なライフスタイルへのプレッシャー
 
もちろん日本の良さも十分に理解しています。しかし、自分らしく私たちらしく生きるためには、新しい環境が必要だと感じていました。
ニュージーランドに来て最も驚いたのは、人々が自分の人生を自分で選択しているということ。仕事も生活も、自分の価値観に基づいて決めている人が多いのです。
3. 海外に居住地を求めるという選択
結婚を機に、私たちは真剣に将来について話し合いました。
「日本に住み続けることが、本当に私たちにとってベストなのか?」
答えは「NO」でした。私たちは海外に居住地を求めるという選択をしました。これは決して日本を否定するわけではなく、私たち夫婦にとって最適な環境を求めた結果です。
ニュージーランドは、私たちに新しい可能性を示してくれました。
フロンティア精神:昔も今も変わらない挑戦への渇望
振り返ってみると、私は昔から新しい挑戦や開拓が好きだったように思います。
若い頃のフロンティア精神
- 誰もやっていないことに興味を持つ
 - 安定よりも冒険を選ぶ傾向
 - 新しい環境に飛び込むことへの抵抗が少ない
 - 未知のものへの好奇心が強い
 
このフロンティア精神は、ニュージーランド移住という大きな決断の原動力になりました。
中年になった今でも続く探究心
年齢を重ねても、新しいことへのアンテナは常に張っている。
これは私の中で変わらない部分です。むしろ、経験を積んだ今だからこそ、より効果的に新しいことに挑戦できるようになったと感じています。
中年になると、多くの人は「もう新しいことを始めるには遅い」と考えがちです。しかし私は逆に、今だからこそできることがあると信じています。
なぜアイアンマンに挑戦するのか?
そして、私の新しい挑戦の一つがアイアンマンです。
アイアンマンとの出会い
ニュージーランドはトライアスロン大国として知られています。街を走っていると、トレーニング中のアスリートをよく見かけます。
最初は「すごいな」と他人事のように見ていました。しかし、次第に「自分にもできるのではないか?」という思いが芽生えてきたのです。
中年からの肉体的挑戦
アイアンマンは:
- スイム3.8km
 - バイク180km
 - ラン42.195km
 
これを連続で行う過酷なレースです。
若くもない、特別な運動経験があるわけでもない。それでも挑戦したいと思ったのは、自分の限界を知りたい、そして限界を超えたいという思いからでした。
フロンティア精神の新たな形
ニュージーランド移住は、地理的・環境的なフロンティアへの挑戦でした。
一方、アイアンマンは自分自身の内面と肉体のフロンティアへの挑戦です。
- 自分はどこまでやれるのか?
 - 年齢を言い訳にしていないか?
 - 本当に限界を試したことがあるのか?
 
これらの問いに、自分なりの答えを見つけたい。それがアイアンマン挑戦の原動力になっています。
ニュージーランドとアイアンマン:共通する価値観
ニュージーランドでの生活とアイアンマンへの挑戦。一見関係なさそうですが、実は共通する価値観があります。
1. 自分らしさを追求する
ニュージーランドの人々は、他人の目を気にせず自分の人生を生きています。アイアンマンも同じく、他人との比較ではなく自分自身との戦いです。
2. 自然との共生
ニュージーランドの美しい自然の中で生活し、その自然の中でトレーニングをする。この環境は、都会の喧騒から離れた本来の自分を取り戻させてくれます。
3. 挑戦を楽しむ文化
ニュージーランドには「Give it a go(とりあえずやってみよう)」という文化があります。失敗を恐れず、新しいことに挑戦する。この精神は、アイアンマン挑戦にも通じています。
あっという間に流れた月日、そしてこれから
ニュージーランドに来て、あっという間に月日が流れました。
しかし、この月日は決して「過ぎ去った」だけではありません。充実した、意味のある時間でした。
移住してよかったこと
- 自分らしく生きられる環境を見つけた
 - 新しい価値観に触れて視野が広がった
 - ストレスの少ない生活を実現できた
 - 夫婦で新しい挑戦を共有できている
 
挑戦は続く
アイアンマンへの挑戦は始まったばかりです。トレーニングは厳しく、時には挫けそうになることもあります。
しかし、中年になった今でも新しいことに挑戦できるという事実が、私に大きな喜びを与えてくれています。
まとめ:年齢は挑戦の言い訳にならない
ニュージーランド移住も、アイアンマン挑戦も、周りからは「無謀だ」と言われるかもしれません。
しかし、人生は一度きりです。
- 窮屈な環境に留まる必要はない
 - 年齢を理由に夢を諦める必要はない
 - 新しい挑戦は、何歳からでも始められる
 
もしあなたが今、何か新しいことに挑戦したいと思っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
私も日々トレーニングに励みながら、ニュージーランドでの生活を楽しんでいます。このブログでは、アイアンマンへの挑戦の過程や、ニュージーランドでの生活について発信していきます。
フロンティア精神を持ち続けることが、人生を豊かにする。
それが、私がニュージーランドとアイアンマンから学んでいることです。
次回予告
次回は「ニュージーランドでのトレーニング環境紹介」として、実際にどのような場所でトレーニングをしているのか、ニュージーランドならではのトレーニング環境について詳しくお伝えします。
お楽しみに!
タグ
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